2020年 08月 03日
妊婦の健康管理に不可欠な助産師の仕事
法律では厚生労働大臣の免許を受け、妊婦や新生児の保健指導を行う職業と定義されています。医師とは異なり、投薬や手術を行うことはできません。あくまでも口頭でのアドバイスや出産時のサポートが助産師の仕事になります。
妊婦に対する最初のサポートは出産までの健康指導が主です。胎児が健やかに成長するための生活の方法を提示し、食事や運動の改善を促します。また、妊婦やその配偶者に親としての心得を学ばせる産前教育も助産師の仕事です。
出産時に妊婦をサポートして新生児を取り上げる分娩介助は助産師の仕事の醍醐味と言っても過言ではありません。現在の助産師はそのほとんどが病院や診療所などの医療機関で働いているので、出産時には助産師以外に医師や看護師が同席するのが普通です。
母体や赤ちゃんの状態を見ながら出産の進行をコントロールするのが助産師の役目です。産後は授乳の方法や赤ちゃんの健康管理を指導する他、母体の体調の変化についても適切なアドバイスを行います。
助産師はその仕事内容から経験が重視される傾向にありますが、その一方で最新の医学知識も熟知していなければいけません。そのため、助産師の資格を取得した後も常に勉強を続けることが大切です。妊婦に寄り添う現場へのキャリアチェンジをしたい場合には、まず詳しい仕事内容を紹介しているサイトなどを参考にしてイメージを固めてから挑戦するとよいでしょう。
by t0kun0um1ruku
| 2020-08-03 03:38